日商簿記検定

日商簿記検定とは

今回は私が一番多く受験している日商簿記検定の概要を紹介します。

日商簿記検定は、1954年からはじまり、2,600万人以上の人が受験した日本でも最大級の資格試験です。

筆者は、現在日商簿記検定2級の資格を持っています。
かなり昔の話になりますが、10年程前に社会人1年目に独学で習得しました。
現在、税理士試験の簿記論・財務諸表論を勉強中の筆者ですが、出題範囲が日商簿記検定1級の商業簿記・会計学とほぼ同じということで日商簿記検定1級取得をめざしています。

日商簿記検定試験について

1級2級3級
受験資格なしなしなし
試験日6月(第2日曜日)
11月(第3日曜日)
6月(第2日曜日)
11月(第3日曜日)
2月(第4日曜日)
6月(第2日曜日)
11月(第3日曜日)
2月(第4日曜日)
申込方法試験約2か月前より
商工会議所により異なる
試験約2か月前より
商工会議所により異なる
試験約2か月前より
商工会議所により異なる
受験料
(10%税込)
7,850円4,720円2,850円
試験科目商業簿記・会計学
工業簿記・原価計算
商業簿記・工業簿記商業簿記
試験時間90分+90分120分120分
合格基準70点以上
1科目ごと10点以上
70点以上70点以上

引用元:『商工会議所の検定試験ホームページ』より

合格率について(2017年6月~2019年6月)

・1級平均合格率:9.12%(8.5%~13.4%)
・2級平均合格率:23.81%(12.7%~47.5%)
・3級平均合格率:48.48%(40.3%~56.1%)

日商簿記検定の直近2年間の平均合格率は上記のとおりとなっており、簡単に合格できる資格ではないことがわかります。そのぶん、合格した時の達成感や喜びはとても大きなものがあります。

各級の位置づけ

1級

極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。 合格すると税理士試験の受験資格が得られる。公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。

2級

経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。

3級

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。 基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。

引用元:『商工会議所の検定試験ホームページ』より

今後の抱負

日商簿記検定1級の合格率は毎回変動があるものの、平均合格率が10%以下と受験者の10人に1人程度しか合格できない難しい試験であることを改めて実感しました。これからも毎日コツコツと勉強していこうと決意しました。

おすすめの勉強方法などありましたら下記コメント欄から教えてください。よろしくお願いします。

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